私の旅行日記・雑感コラム(10)「パリでの強盗?被害」
2018年10月には、フランス・イスラエル・トルコの3か国のミニチュアパークを
見学してきました。
その旅行で、人生初めて、海外の警察のお世話になってしまいました(´;ω;`)
パリに着いた翌日、ホテルから徒歩数分のオルセー美術館に向かって歩いていた時、
2~3人の少女たちが近づいてきました。
場所は公園内で、よくある「寄付」を求める手段でした。
少額を渡して逃げようとしたら、どこに隠れていたのか、合計10名くらいの少女達に
囲まれて、手をつかまれ、カバンから無理やりお財布を抜き取られてしまいました。
近くにいた人が「あなたたちのお財布じゃないでしょ!!」と騒いでくれたので、
少女たちはお財布と20ユーロ札を何枚か、投げ捨てて逃げて行きました。
お金を拾わせているあいだに、逃亡するというパターンです。
お財布が戻ってきたので、お財布に入っていたカードは無事でしたが、お財布内の
50ユーロ札とアメリカドル、日本円をすべて盗まれてしまいました。
被害額は約20万円になってしまいました(泣)。
少額を渡して逃げようとした私がバカだったので、同行した娘にはすぐに逃げなかった
ことをさんざん怒られましたが、何人もに腕をつかまれると、カバンをたすき掛けに
していてもお財布は抜き取られてしまいます。
みなさんもパリに行かれるときは、少女強盗団にくれぐれもお気を付けください。
最近では、メトロから降りるとき、背後からiphoneをひったくられる被害もとても
増えているそうです。
犯人の少女たちは、ある国の少女窃盗団で、捕まって職業を聞かれると
「泥棒です」と答えるのだそうです。
しかも、18歳になると、適用される法律が厳しくなるそうで、犯人は全員
18歳未満の少女達だそうです。
着いたばかりで現金をかなり盗まれてしまったので、その後の旅行が不安でしたが、
泥棒をしなければ生きていけない少女たちの人生に、考えさせられるものも
ありました。
被害には遭ったものの、親の立場で考えると、「私から盗んだお金で美味しい
ものでも食べられればよいのに、おそらく元締めにほとんど取り上げられてしまうん
だろうなあ」などといっていたら、娘に「泥棒に同情するなんて、どこまでお人よし
なのよ!」と再び怒られてしまいました。
ふんだり、けったりです(-_-;)
強盗被害には遭いましたが、フランスの方々は一生懸命助けてくれようとして
くださり、実際に近くにいた方々の助けがなければ、カードもすべて盗られたまま
だったことを考えますと、フランスの印象は決して悪くなっていません。
それに、強盗被害のせいでミレーの「落穂ひろい」を見忘れる!!!という
アクシデント?も起こしてしまいましたので、次回は心穏やかにオルセー美術館を
訪問したいと考えています。
ちなみに、被害届はパリ警察に提出しました。
パリ警察には日本語の被害届けが用意されていたので、日本人の被害者もかなり
多いんだろうなあと感じましたね。
パリ警察に届け出る際は、翌日の観光で契約していた現地のロコさんが同行して
くださいました。
その方の助けがなければ、正確に被害状況を伝えられなかったと思うと、感謝しても
しきれない感じです。
契約日ではないのに「緊急対応ですから」といって、警察に同行してくださるなど、
本当にお世話になりました。
このブログを読まれているかはわかりませんが、本当に感謝していることを書かせて
いただきたいと思います。
現地に30年以上住まれているロコさんで、芸術に対する造詣がとても深い方ですので、
パリ観光を楽しみたい方には、とーってもお薦めできます!
パリ旅行を計画している方で、興味のある方は、よろしければ私にメールをください。
(アイキャッチ画像は、盗られたけれど、周囲の方の協力で取り戻せたお財布です。
仕事で監修しました2019年用の家計簿の上に載せて、写真を撮ってみました。
仕事の宣伝もして、すみません)