稚内市樺太記念館(北海道稚内市・2021年5月訪問)
稚内副港市場の2階に位置する「稚内市樺太記念館」。
稚内、宗谷、樺太に関係する資料が展示されているほか、北防波ドームを含む
稚内港のジオラマが展示されていることを新聞記事で知り、そのジオラマが
見たくて訪問しました。
訪問してみると、北防波ドームの前には駅が作り込まれ、電車が2車両
(ひとつはSL)停車しているほか、港には宗谷丸が横付けされていました。
船の上で働く人たちの様子も作り込まれています。
北海道では、「もう十分かな(;^_^A」と思うくらい、船の模型を見学
しましたが、稚内市樺太記念館の宗谷丸のジオラマは、船の上で働く人たちが、
それぞれの役割を果たしている様子がいきいきと再現されていて、単なる
模型とは異なって、見ごたえがありました。
また1階には、「稚内港驛」と題したジオラマが展示されており、
こちらは昔の稚内港を(もしかしたら稚内港驛があったのかもしれません)
再現しています。
稚内市樺太記念館内にあるジオラマと同じくらいの大きさに仕立てられて
おり、SLも駅に停車していますので、稚内市樺太記念館に行かれる際は、
1階のジオラマもぜひ、見学してみてくださいね。
そのほか1階には、「港町一丁目商店街」と書かれた、昔の稚内の商店街を
実物大で再現したセットのような展示もありました。
郷愁を誘う展示ですので、こちらもぜひ。
ところで・・・
稚内を訪れたのは20年ぶりくらいですが、稚内駅の周りはきれいに整備
されていて、以前、訪れたときの面影はなくなっていました。
ですが、国内最北端を示す「線路の端」は、今も残されています。
ちなみに、前回、稚内を訪れたときは礼文島に行ったので、今回は利尻島に
行く予定でしたが、強風のため、当日、船が欠航してしまい、利尻島に
行けませんでした。
主人が、「利尻富士に登りたい」という希望を持っているため、また時期を
みつつ、もう一度、稚内に行こうかなと考えています。
その際は再び、樺太市記念館に足を運びたいと考えています。
ジオラマ2つと商店街の様子を再現した展示は、見ごたえがあったからです。
↑ こちらは、実物の北防波ドームです。