私の旅行日記・雑感コラム(5)「海外旅行先でのトラブル2」

初めて海外旅行に行ったのは、小学校6年生の時。

行き先は台湾とフィリピンで、我が家は両親と妹との4人。

父の仕事関係の方たちと、10数名での海外旅行でした。

ドル円は308円くらいの時代だったと思います。

そんな初めての海外旅行で、いきなりのロストバゲージ。

羽田空港から送ったスーツケースが、フィリピンの空港の

ターンテーブルから出てきませんでした。

まだ小学生だったので、母がどのような手続きをしたのかは

わかりませんが、おそらくお詫び(保証)の意味での現金を受け取った

のではないかと想像します。

妹とは年子なので、旅行先では洋服などを着まわして

何とかしのいだような記憶があります。

そして、

2回目の海外旅行は、大学2年生の時のヨーロッパ8カ国を巡る旅。

アエロフロートの往復の航空券と、1泊目のホテルの予約を

しただけの、バックパッカーの旅でした。

この旅でもいきなりのトラブル。

1泊目のホテルに着いて、チェックインをしようとしたら、なんと

予約が入っていないと言われたのです。

旅行会社が名前を伝え間違えたのが原因ですが、ホテルのフロントで

もめている私たちを見かねた日本人の方が、流ちょうな英語で

説明をしてくれて、何とか泊まらせてもらえることになりました。

その旅行会社は、それ以来、一度も利用していません(# ゚Д゚)

ちなみに、流ちょうな英語で助けてくれた方は、高校の英語の

先生とのこと。

その節は?本当にお世話になりました。

ところが。。。

ホテルの予約が入っていないくらい、大したことがないんじゃないかと

思えるくらい、この時のヨーロッパ旅行はトラブルだらけ。

たとえば・・・

7か国目のギリシャでイギリス行きの航空券を買って、イギリスから

日本に帰国する予定でした。

バックパッカーの旅ですから、テレビのないホテルに泊まるのも

よくあることで、ニュースなどずっと見ていませんでした。

すると、ギリシャで遭った日本人から、「アエロフロートの

航空券だと、日本に帰れないかもしれないよ」と言われました。

なんでも、ソ連が大韓航空機を撃ち落としてしまい、西側諸国は

アエロフロートの離発着を認めなくなるという話です。

まだ、携帯電話などありませんし、お金も少ししか残っていません。

アエロフロートはオーバーブッキングで有名な航空会社なので、

航空券を持っていても、その飛行機に乗れる保証はありません。

そのため、帰国日はかなり早く空港に行き、ひたすら飛行機が

飛ぶのを待ちました。

どのくらい待ったのか、35年以上前のことなのでよく覚えていませんが、

私たちが乗った飛行機のあとは、2週間くらい運休になったらしく。。。

本当にギリギリセーフで日本に戻ってきました。

その飛行機に乗れず、2週間運休になったら、その間は飛行場で寝て、

次の便が飛ぶのを待つしかありませんでしたからね。

飛行機のタラップを降りてきたら、報道陣の方々がたくさん待っていて、

乗客にインタビューをしていましたから、日本でも大々的に報道された

事件だったんだなあと感じました。

この旅行では、まだまだトラブルが発生しています。

長くなりましたので、また別の記事でご紹介していきたいと思います。

(写真はリモワのスーツケース。旅行嫌いの長男を除いて、4人で旅行

する機会も多いので、ホテルで4つ並べて写真を撮ってみました)



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