哈瑪星台湾鉄道館(台湾・高雄市・2018年11月訪問)
2016年7月、高雄にオープンした「哈瑪星台湾鉄道館」。
「哈瑪星」という名称は、日本統治時代の「濱線」という
俗称を、中国語にしたものだとウィキペディアに書かれています。
まだオープンから2年くらいということで、日本語の情報が
ほとんど見つからなかったので、自分の目で確かめるために
直接足を運んでみました!
鉄道館というネーミングですが、館内に実物の展示は
ありません。
ですが、もともと駅だったと思われる場所に隣接した倉庫街に
建てられており、周囲には線路の跡が10本以上、残されていました。
古い車両も何両か、線路に置かれています。
建物の周囲を走る、5インチのミニSLに乗ることもできます。
さて、建物の中心にはHOゲージを中心とする巨大な鉄道ジオラマが
鎮座?しています。
鉄道駅周辺や転車台などは、他の鉄道ジオラマでもよく見かけますが、
哈瑪星台湾鉄道館の特徴は、台湾の各都市をジオラマに仕立てて
いること。
「台北」「台中」「高雄」・・・など、都市ごと分かれて展示されて
いるので、ここに来れば台湾の主な都市をまとめて観光できます。
お祭りの様子などもジオラマの中に作り込まれていますし、よ~く
見ると(じっくり探さないとわかりませんよ)ジオラマの中で動いて
いる人形もいます。
哈瑪星台湾鉄道館を訪れることがありましたら、じ~っくりと
人形たちを観察してみてくださいね。
写真の最後に、世界で2番目?に美しい地下鉄駅といわれる
美麗島駅のジオラマと、「本物の美麗島駅」の写真を
載せています。
こちらは実物のほうが、迫力もあってきれいですかね(;^_^A
昭和天皇が皇太子の際に台湾の高雄までいらして、鉄道による台湾行幸で、旧高雄駅で(現在の哈瑪星台湾鉄道博物館)御姿を残されましたね。高雄のことをご紹介ありがとうございました。
文華さん
コメントを頂戴しまして、ありがとうございました。
自分のブログなのに、本日までコメントに気づかず、お返事がおそくなりましたことを、お詫びいたします。
昭和天皇は高雄駅にいらしたことがあるんですね。
台南駅に行った際、昔の日本の国鉄駅の面影を感じましたが、旧高雄駅も情緒ある駅だったのだと、想像します。
ところで、
哈瑪星台湾鉄道博物館のジオラマは、日本各地にある鉄道博物館のジオラマよりも規模が大きいので、ぜひ、たくさんの方に知っていただいて、訪問してほしいなあと、感じています。
来年はまた、台北に行く予定ですが、いつかまた、文華さんに会うために、高雄にも足を延ばしますね。
台湾新幹線なら、簡単に高雄に行けますものね。
それではまた、いつかお会いできることを願いまして。。。
畠中雅子